卍図 NO7
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指ぬきは縫い物をするとき指にはめる裁縫道具です。縫う針を押し出すさい指を刺さないように指につけます。
日本では針を持つ手(右手)の中指に帯状に巻いた指ぬきをはめて針を押し出します。
和服は直線縫いが多いので一針一針押し出さず幾針か指ぬきで押しながら縫って糸を引くので輪状になった指ぬきが使われてきました。
昔の女子は家族の着物を縫うことが必須うでしたから、手ぬぐいのような布に指ぬきをはめて正しく針を持ち真直ぐに早く縫う運針という技術をみがきました。お針の先生(和裁塾)に自分の指に合った指ぬきの作り方もならいました。
西洋では針を持たない手(左手)又は針を持つ手の中指の先に帽子状にかぶせた 指ぬきで針を押し出します。シンブルまたはフィンガーハットと呼ばれています。
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